夏は花が咲きにくいのかな…
人同様、夏はアンスリウムも熱中症に似た症状が出やすくなります。日本の夏はとても暑く、高温がストレスとなってアンスリウムの活動が低下している場合があります。エアコンの効いた部屋は人はもちろん、アンスリウムにとっても快適な環境(湿度は必要)ですが、外出時や不在時に室温が35℃近くになるとアンスリウムも高温障害を起こしやすくなります。せっかくの新しい花芽が流れてしまったり、水不足などと相まって枯れてしまうこともあります。また、原産の亜熱帯地域は温度変化が少なく、そう言った場所で生まれたアンスリウムは気温の変化にストレスを感じます。枯れないよう管理し、秋になり気温が生育適温に近づくと新たな花芽を見つけることができるかもしれません。
※真夏に室内が高温になる場合は、軒下など1日を通して直射日光が当たらず、風通しの良い屋外に置くのも手段です。しかし、外に置くことは害虫などの発生、食害のリスクなどが高まることも理解しましょう。